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事務局 〒613-0903 京都市伏見区淀本町225
ケイコン株式会社内
地下空間を有効に使い耐震性に優れたシステムです。
マリン防火水槽は、地表面下0.12mから最大2.0mまで(注1)の地下空間に設置可能。だから公園や駐車場、建物のエントランス、道路などの地下空間を有効に活用することができます。プレキャストコンクリート製の箱型RC部材を組み合わせ、PC鋼材で連結した構造は耐久性に優れています。
(注1)最大土被りTYPE-A=2.0m、TYPE-B=1.5m、TYPE-C=1.0m
特徴
財団法人 日本消防設備安全センターによる認定
同センターの二次製品防火水槽認定規定及び二次製品耐震性貯水槽関係基準に基づく型式認定を受けています。空地荷重用(q=10kN/㎡)と交通荷重用(T-20,T-25)を用意いたしておりますので、あらゆる場所での使用が可能です。
新工法!KCガード 大地震に強い2重構造
マリン防火水槽はKCガード使用による画期的な防水工法を採用しています。KCガードとはマリン防火水槽のために株式会社クラレと共同開発した素材を使用した防水内包袋の名称です。従来の目地コーキングや樹脂注入、内空面への防水材塗布工法などと比較して短時間に施工が可能です。
また、本工法は特許出願済です。
(特許番号)
特許第3646529号 防火水槽の施工方法
特許第3775521号 水槽用又は貯水池用の内装シート
特許第3906965号 老朽化した無蓋の防火水槽の有蓋化及び漏水防止方法
一体化ピット
ピット分離型と比べ漏水の心配がなく、施工も迅速に行うことができます。
タイプB、Cについてはサイドピット型も用意できます。
水槽の容量が自在
ブロックの組み合わせにより貯水量を10㎡単位で増減できます。(タイプAは除く)ピットの数も1ピットタイプと2ピットタイプの2種類から選べます。
2次製品だから工期短縮
ブロック据付けから防水工事まで2日で施工可能。ムダな経費がかからず経済的です。
マリン防火水槽漏水実験映像
老朽化した防火水槽の漏水をシャットアウト!新設よりリーズナブルな工法
マリンリーブシート工法のシート素材は、耐候性、耐水性、耐アルカリ性に優れる多層特殊樹脂シートです。
地震災害や老朽化などで既設の防火水槽に損傷が発生していてもしっかり水を保持するために生まれました。
水槽内壁面の形状に合わせて製袋しますので、取り付け後は水槽形状と一体化した二重防水構造となり、防水性をより確実なものにしています。
新設よりリーズナブルな工法です、お見積依頼はお問い合わせフォームで。
マリンリーブシート工法施工状況
蓋の無い既設防火水槽の有蓋化と漏水防止 安全・衛生・美観の確保
現在、無蓋の防火水槽が全国いたるところにありますが、安全面・衛生面・美観などが、問題になっています。
マリンかぶせーるは、既設の防火水槽形状に合わせてKCガード・KCカバーを作成。据付け後は安全面で地震に強い防火水槽に蘇り、問題も一気に解消です。
特徴
蓋をかぶせて外界と遮断するので、安全面・衛生面等に優れています。
フェンスは不要ですから取り払います。
防火水槽に大きなひび割れが生じても、KCガードがしっかりと水を守ります。
工期は4~5日間程度です。(KCガード、KCカバー製作期間は除く。)
厳重に品質管理された工場生産のプレキャストコンクリート版と防火水槽専用シートです。
1㎡当たり3.5kNの等分布荷重で設計していますので、緊急時に乗用車程度の乗り入れなら可能です。
本実験はマリン防火水槽に設計荷重を超える荷重を載荷し、極限状態でコンクリート躯体にひびわれが発生した状況を再現して、KCガードによる漏水防止効果の確認を行う事を目的とします。
マリン防火水槽TYPE-A(内空 幅×高さ×延長=2.0×2.0×10.7m)を据え、内空にはKCガードを設置して水40?を満たした。延長方向中央の継ぎ手部分の頂板と底板に帯荷重がかかるようにジャッキをセットした。
矩体の変位量を観測しながら、荷重を載荷して行き漏水状況を確認した。
矩体破壊後、漏水の経時変化を確認するため、そのままの状態で7日間放置して再度漏水の有無を確認した。
最大載荷重124.1t、最大ひびわれ幅13mm(側壁中央外側)、最大変位46.4mm(側壁)に達した。
漏水については載荷直後から、7日間放置後に至るまで一切認められず、KCガードの漏水防止効果が確認された。
(YouTubeに動画をアップしています。防火水槽で検索してください。)
KCガードは、マリン防火水槽用としてケイコン㈱と㈱クラレにより新たに開発された内包袋で、その素材は、ポリエステル織物とPVC系高耐候性樹脂シートの多層ラミネート品です。
ポリエステル織物には特殊防水処理(液密処理)を施しており、毛細管現象による漏水を防ぎます。この素材を高周波ウェルター加工により熱溶着させ、製袋しています。
なお、この資料は㈱クラレ社より提供されたものです。
素材の液密処理前後の断面写真を下記に示します。
処理前
通常処理の織布を使用した素材では、端面から水を圧入すると、糸の単繊維間を水が浸透する。 (写真の赤い部分) また織布とフィルムの間に隙間があると、この間も水の経路となる。
処理後
布の単繊維間まで液密処理が行われており、かつ織布とフィルムの間も完全に密着しているため、水を端部に圧入しても内部に浸透しない。
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